意味 |
発破工法の一種で、硬岩トンネルの掘削で間隔を狭めて平行配置した最外周の孔を、主体部に先行して爆破して破断面をあらかじめつくり、中央部を爆破する爆破法である。最外周の孔の間隔、装填される爆薬の直径と孔の直径の比、さらには装薬量を適当にすると各孔の間に亀裂を生じ、破断面に沿った亀裂面が形成される。この爆破に続いて全体の爆破を行うが、プレスプリッティングによる亀裂が破断面につくられているので、破断面の外を破壊することなく平滑な壁面をつくることができる。ただし、外周面のみをきれいにカットするのが目的であるため、孔数が多くなる欠点がある。 |