意味 |
鉱山において一般に使われている用語で、ほぽ水平に掘削された坑道をいい、鉱山の坑道の大半を占め、鉱体への接近、鉱石や機械の運搬、人員の通路、排水、通気などの目的に使用される。水平坑道のうち、重要度の高いものを主要水平坑道といい、主要水平坑道間に掘削された水平坑道を中段坑道(サブレベル)と称する。また、山腹など地表からほぼ水平に掘削された坑道を通洞という。坑道の両側面を側壁、天井を天盤(天端)、床部を踏前あるいは床面、坑道の最先端や採掘作業を行っている箇所を引立、切詰め、詰め、切羽、延先という。土木関係では、単に水平坑、横坑と称するのが一般的であり、水平坑をつなぐ坑道を連絡坑などと称している。 |