意味 |
道路トンネルでトンネル内の物の見え方と相関のある空気中の煤煙、粉じんなど浮遊物質の濃度を表わす尺度である。浮遊物質の光を吸収、反射、拡散するという光学的特性を利用して計測するもので、対象とする空気中を通過する光量と、同じ距離の清浄空気中を通過する光量との比を煙霧透過率といい、VI(visibility index)ということもある。わが国の道路トンネルでは100m当たりの透過率が用いられる。この値は透過率計(VI計)により瞬時値として計測できるので、換気設備の運転を制御するうえからも有用なものである。 |