項目 | ミュラー【Muller】 |
意味 | (1)〔Friedrich Max M.〕(1823-1900) ドイツ生まれのイギリスの言語学者・宗教学者。比較言語学・サンスクリットを研究,インド学の諸分野で活躍。宗教の客観的・科学的な比較研究を提唱。(2)〔Johannes Peter M.〕(1801-1858) ドイツの生理学者。解剖学・発生学・生理学など諸分野にわたり多くの業績を残す。血液成分の研究,腺・腫瘍の微細構造の研究,ミュラー管の発見などで知られる。(3)〔Leopold M.〕(1824-1893) ドイツの軍医。1871(明治 4)〜75 年滞日。日本の医学教育制度を確立,ドイツ医学移植の基礎をつくる。(4)〔Paul M.〕(1899-1965) スイスの化学者。植物の害虫対策を研究。DDT の殺虫効果を発見し,合成に成功。(5)〔Wilhelm M.〕(1794-1827) ドイツ-ロマン派の詩人。民謡調の抒情詩を書いた。「美しき水車小屋の娘」「冬の旅」はシューベルトの作曲によって有名。 |