一般用語集

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まさむね【正宗】

項目 まさむね【正宗】
意味 (1)鎌倉末期の鎌倉の刀工。岡崎五郎入道と称し,また新藤五国光の弟子行光の子と伝える。その名は高いが,確実な在銘の作品はごく少なく,伝説的な部分が多い。名物,庖丁正宗・日向正宗などの作者と伝える。(2)正宗(1)が鍛えた刀。日本における代表的な名刀とされ,名刀の意にも用いる。(3)灘(なだ)の清酒の銘。天保年間灘の山邑氏が名づけたのに始まるという。