一般用語集

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かく【核】

項目 かく【核】
意味 (1)〔物〕原子核のこと。(2)〔物〕気体の凝縮や液体の沸騰,また液体中から結晶が生成する時などに,その液滴・気泡・微結晶を作り出す最初のきっかけとなるもの。(3)〔化〕錯化合物において,その中心となる原子。核原子。(4)〔化〕有機環式化合物の環形結合を成している部分。ベンゼン核など。(5)〔生〕真核生物の細胞内にあって,核膜に包まれ,遺伝物質を内蔵する球状構造のもの。主に DNA とタンパク質との複合体から成る。1 から数個の仁を有し,細胞の再生と生存に不可欠。細胞核。(6)核兵器のこと。「—廃絶」(7)地球の中心核。地球内部の約 2900km 以深の部分。鉄・ニッケルなどから成り,液状の外核と固体状の内核とに分けて考えられている。地核。コア。(8)植物の種子を保護する堅い部分。内果皮が硬化したもの。(9)真珠の養殖で,母貝の体内に入れる小球。(10)ものごとの中心となるもの。核心。「組織の—を作る」